2008年11月11日火曜日

080909ロンドンから成田へ

こちらもう一つのチキン南蛮。
鶏肉の甘辛煮と白いご飯が付いてましたので、日本食恋しな方には喜ばれたはず。

夕食のあとは、眠ったりテレビを見たりで長い時間をどうにかやり過ごし、パンパンになりそうな足を揉んだり、歩いたりで脱エコノミー症候群。

朝食は、BA機らしくイングリッシュ・ブレクファスト。
オレンジジュース、ヨーグルト、スクランブルエッグ、ソーセイジ、マッシュルームのおなじみメニューでした。
レーズンシナモンロール付き。
さて、無事に成田に到着。ここで旅の仲間は解散となりました。私は東京一泊後明日の新潟帰りです。

10日は東京ミッドランドで遊んできました。
サントリー美術館では江戸小袖展をやっていたので、今度は日本情緒に浸かってきました。
ロンドンの物価高にすっかり慣れた目にもゼロが一つ多いじゃないかと思うミッドランドの各ブランド店は目の保養のみとなりました。

これは、スーツケースの中でつぶれるんじゃないかと心配した、1£店の(なんでも1£の店)ポテトチップス。各種の味が4種合計8袋の手軽なお土産。
もうひとつは「こわいものみたさ」に買った同店のビーフカレーパック。まだ作ってません。どんなもんだろう??


こちらはセインズベリースーパーマーケットで購入の「Whyte&MacKay」グラスゴーのスコッチ・ウィスキーです。
後ろのグラスでさんざん試飲中。
もう一つは「High Commissioner」こちらも好評でした。
ちなみにハイ・コミッショナーとは高等弁務官とか、訳せますが、もうひとつには女王陛下の代理人という意味もあるそう。
エジンバラでは市の鍵を女王に渡すセレモニーがあり、市長が「女王の代理人」に鍵を渡すと、『そちらで預かっててね』という返事と共に市の鍵は戻るのだそうです。
それだけの儀式なのですが、さすが英国、500年も続いている行事だそうです。
儀式のあとに、スコッチで乾杯していそうです。
もちろん「ハイ・コミッショナー」でね。

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080908エジンバラからロンドンへ

さて、とうとう最後の帰国日となりました。
11時45分のBA-1443エジンバラ空港発です。
ラグビーチームのほとんどが移動日なので、空港も大混雑でした。
スーツケースは過重もなく、無事通過。人間の方はセキュリティゲートでピーピーと鳴る人もいましたが、特に支障なく全員通過、okでした。

天気もよく、これならロンドンまで時間通りでしょう。
では、美しい街エジンバラ、さようなら。

さっそくランチタイムで、サンドウィッチ登場。
最後のスコットランドの味です。
左がコロネーションチキンサンド、右がチェダーチーズサンド。
コロネーションチキンとはチキンの冷肉をマヨネーズで和えた物とか。
なかなかおいしいサンドウィッチでした。
ロンドンには定刻通り到着。その後乗り換えのため時間があったので、今回はゆっくり免税店で買い物ができました。
スコットランド銀行が発行のスコットランドポンド紙幣はUK内では使えますが、日本では両替不可のため、エジンバラですべて使用済みです。
残りは硬貨のみで、これを使って買い物、残り金額をクレジットカードで合算の上精算してもらうと、全部始末できました。

こちらはBA-007成田空港行きです。
夕食メニューは魚か鳥。
魚はフィッシュ・パイで、クリーミィーなグラタン風。真ん中はオーツ・ケーキ(クラッカー)で、左上はストロベリー・トライフル。
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2008年11月1日土曜日

080907ファイナル・ディナー

青の130番が当チームのテーブル、白や赤のワインにハイランド・スプリング(いわゆる湧き水天然水)が準備されてます。

スプリングはスティルとスパークリングの二種あり、この緑のはスパークリングで微炭酸。
ただの水の時はスティルだそうです。
ウィスキーなどの強いスピリットものは御法度のようで、ワインか、ビールなのが残念。
会場はスモークがたかれているようで、視界がよくなく、写真はうまくとれませんでした。

前菜は農家仕立てのパテ。
添えがなんと紫タマネギのママレード、つまり甘煮ってことかな。
右のはオート麦のクラッカー。すべて微妙…(笑)
メインはハギスを詰めた鶏肉とポテト、ロースト野菜。
「ハギス」はJohn Douglas氏による伝統的なSelkirk Grace(セルカーク・グレース)というお祈りの後、ハギスが入場という「ハギス・セレモニー」をちゃんと舞台の上で実演してくれました。

羊の可食部を穀物と和えて胃袋につめて蒸すというスコットランドの伝統食ハギスですが、特においしく、もっと食べたいというほどでもなかった。
でもせっかくの郷土食、おいしく頂きました。

デザートはレモン・メレンゲ・パイ、とてもめずらしい甘いほおずきが付いてます。
しかし、パイは甘過ぎで半分も食せずでした、ゴメン。
最後はコーヒーとミントチョコでおしまい。

会場ではスコットランドのフォークダンス講習会もありました。
踊り慣れてる人には簡単なステップですが、組み合わせを覚えた頃には曲が終わってます。
集まった方々は、『私も知らないけれど踊ろう』と誘いあいながら、輪になって踊ります。

この間にも、バッチ、ネクタイ、はっぴの交換など、参加チームとの交友がありました。
私のハッピも、オーストラリアチームのご夫人にプレゼント。
日本に(東京)へ行ったとかで、とてもラブリーな日本人のことを褒めてました。

次回のシドニーにぜひ来てくださいとのこと、うーむ行きたくなるなぁ。


バンドが入ってダンスタイムの頃にはお迎え第一陣のバスがスタート、明日の朝も早いことで、早めのバスで帰りました。

帰りのバスもオーストラリアからチームと一緒になり、この後ヨーロッパを観光して帰るというご婦人は、オーストラリアは米国より大きいとか、雪も降るし砂漠もあるという広大な国のことを繰り返し話してくれる気さくなおばさまでした。

次の朝の大会新聞によると、この夜に消費したもの250ガロンのワインとビール、500キロのチキン、185キロのハギス、600キロのポテト、焼いたパンは3000個、デザートは2300個とか、ラガーマンの健啖ぶりは最後まで止まることなかったようです。
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080907ファイナル・ディナー

ホテルに戻り、明日の帰国に備えてスーツケースの荷造りをしなければなりません。
おもしろそうと買い込んだお土産やらで、パンパンになったスーツケースですが、なんとかロックできました。

こちらはファイナル・ディナーへの招待状、7時半から0時半って…明日の朝も早いのに。
こちらが会場のハイランド・ホール。
エジンバラ中で一番大きな会食ができるホールとのことでした。

エジンバラ空港の隣で、滑走路のすぐ脇というかんじ。
パイプバンドのお出迎え。
先日デパートでの英国展開催のおりにバグパイプの演奏があったので見てきましたら、衣装のことなど色々解説してくれました。
バグパイプは上にある紐で飾られてる3本の管がハーモーニーをつける所、口にくわえている管は袋に空気を送り込むもの、指で押さえているところがメロディーを奏でる管だそうです。

お腹にあるバッグはスポーランといって、ポシェットのようなものです。パイプバンド(楽隊)の場合は馬の毛でつくったこの写真のようなものをつけるそう。

白い靴のようにみえるのは、スパッツ(靴の上にかぶせる)でこれ自体が長靴というわけではなかったです。
また、右足の靴下には小刀(スキャン・デュー)を入れるそうです。これは日本でしたら脇差しに相当するとかで、昔は訪問先で剣を預けても、この小刀はそのまま靴下にいれておいたそうです。

キルトには一番上にキルトピンを刺し、これは男性は1枚目だけを止め女性は二枚目と一緒に止めるとか、いろいろ約束事があるようです。

オールデイズ・ラグビーには欠かせない男。
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2008年10月29日水曜日

080907美術館からホリールード宮殿まで

博物館のあとは、ロイヤルマイルを横断しスコットランド国立美術館へ、こちらも無料。
まことに見事な展示物で、好きだったら何時間でもいられそうです。
有名な画家の絵も、間近にゆっくりと鑑賞できます。

とくに名もなくとも、きれいな景色や、貴婦人の肖像、狩りの様子などよりどりみどり。
美術館をあとにして、お昼の心配を。ちょうどこの道を行くとプリンシィズ・ストリートに出るので、マークス・アンド・スペンサーの地下にあるフードコートへ。
サンドウィッチとバケットサンド(キュウリとツナの入ったサンド、おいしい)購入後、カフェカウンターでラテを注文して一服。
その後、エジンバラ博物館とTHE PEOPLE'S STORYという人々の生活ぶりを見せる博物館を訪ねるためにまたロイヤルマイルへ戻りました。
ところが二つとも日曜日のため閉館中、残念。ということで行ったことのないホリールード宮殿めざし更に歩きました。
「CanonGate Kirk」(キャノンゲート教会)古いスコットランドの教会(kirk)で、王室もエジンバラ滞在中にはここに来るとか。
1691年に開かれ、国富論で著名な経済学者のアダム・スミスの墓もあるそうです。
また、外には詩人Robert Fergusson(ロバート・ファーガソン)の『歩く像』もありました。
最後につきあたりの宮殿までずいぶんな距離を歩きました。でもこれでロイヤルマイル制覇したぞ(笑)

クイーンズ・ギャラリーがあるのですが、疲れてきたし、これからホテルまで戻ることを考え、左手に曲がります。
地図を頼りに誰もいない通りを歩き、ホテルに戻ってきました。
セインズベリー(こちらのスーパー)で買った、デイリーユースなスコッチウィスキーと紅茶、クラッカーなどもあるし、あとは夜に備えて一休みだ。
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080907スコットランド国立博物館

こちらにはあの回し飲み用の杯もありますが、右下にあるのは羊の角を利用したシガーボックスです。
これも建物の門ではなく、陳列されている門。
透かし模様がよく分かるように窓に陳列、いいですね。
おじいさんのとけい♪大型の置き時計もたくさん陳列されてます。
しかしこの時計の文字盤24時間なのか?
こちらは遺髪でつくる記念物。愛する人の髪一房でつくる職人技がすごい。
よく映画なんかでも亡くなった人の、リボンで止めた巻き毛の金髪なんか出てくるけれど、ここまで加工するとは知らなかった。
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080907スコットランド国立博物館

これも説明文がよく見えないのですが、多分ヴィクトリア女王と思われます。
この女王も在位が長いので、よく見る写真は(バッキンガム宮殿の像も)お年を召して、貫禄十分なものが多いのですが、これは若い頃の女王。
昔の人々の生活ぶりを展示してあるコーナーにはこんな写真もありました。
腕を組んで撮る写真はこんなのが原点なんだ。
こちらはそのローズベリー卿の着ていたジャージーということかな。
お母さんと子供、テーブルの上の陶器など、当時の様子がうかがわれます。
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080907スコットランド国立博物館

こちらはギロチンの図、それを見るために人々が集まってます。
これだと、処刑人の腕に関係なく即死できたんでしょう、ある意味文明の利器ですが、オソロシイ。
えっと、見本の模型もあるんです、げっ。
おそろしい歴史のあとは、現代的な科学博物館風な所へ、子供達もたくさんいます。
これは青い円盤を回して、静電気をためて、その力でガラス管のロケットを飛ばそうという機械のはず。

前に中年のご夫妻が楽しそうに、奥さんのあと、御主人が手伝って回してました。

必死に回してます、少し上にちゃんとメーターもついていて、赤い所まで行かないと十分ではない。
見事スポーンと発射成功しました。

特に順路というものもなく、好きなように巡って見るのですが、中階もあったりでマップを見てもよく分からなかった→見方が悪いとも。
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080907スコットランド国立博物館

今日はファイナルディナーまで時間があるので、エジンバラの博物館、美術館巡りということに。
張り切って出かけたら、早すぎて博物館はまだ開場してませんでした。時間までお茶でもと、地図を広げていると、さっそく散歩中(車椅子で)のおじさまにどこへ行くのかと話しかけられ、一応ロイヤルマイルと言ったら、指さして教えてくれました。
歩いていき、ちょっと立ち止まると、それを見てたのか、また寄ってくれてあっちだと教えてくれました、ホントに親切。
別に迷っていたわけでなく、この赤いカフェにでも入ろうかと思ってました。
あと30分もあるし、お茶でもしてるとちょうどいいなと入りましたら、なんとここが有名な「the elephant house」あのハリー・ポッター・シリーズの著者ローリング女史が第一作の「賢者の石」をこの店で一日中書いていたという所でした。
これは日本に帰ってから分かったので、その時は朝から開いているカフェがあって、ラッキーといったところ。でも、他にもカフェがありましたが、このエレファントハウスは入りやすい感じでした。
広い窓から店の中が見えて(この写真は私が撮った物ではないけれど)男の人がのんびりサンドウィッチを食べながら読み物をしてたので、居心地がいいんでしょう。

お茶も飲み、もう一度博物館へ。もちろん無料なんです。古代の歴史的な遺物から、中世の暮らしぶり、近代の蒸気機関まで見どころ一杯でした。

これは、実地体験できるコーナーにある武具。
手を入れてみました。
このほかにも、マントやスカートも着たりできます。
側では学芸員さんがチクチクとほつれを縫ってます。
これまた、子供が喜びそうな投石機です。
灰色のお城の窓にあるブロックめがけ、セットした石(ボール)を投石。
なかなか当たらないので、むきになった大人も楽しめます。
これはおととい行った蒸留所の売店でもみましたが、回しのみに使うという盃です。
両サイドに持ち手がついてます。
なんとなくバイキング風な気がしました。
これは一生を語れば長いというスコットランドのメアリー・スチュアート・スコットランド女王の墓(レプリカ、本物はウェストミンスター寺院)
数々の陰謀、事件の末に処刑という運命はこちらのレポートがとても詳しく、参考になります。

貴人はこういう風な墓石の下に眠るのね。
エレッサール王もそうでした(笑)

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2008年10月28日火曜日

080906試合3日目

おいしい食事ごちそうさまでした。
ここは建物の正面からみたら、左脇のほうにあります。

メニューも出ているので安心のほどを。
セットメニューだと、前菜、メイン、デザートで22£

飲み物を入れたら6千円くらいでしょう。うちらの会食は飲み代が大きいので1万円の予定でした。
同じ入り口の右は、バルモラル・バーです、こちらでゆっくりとスコッチというのもいいですね。

左が今晩使ったハドリアン・ブラッスリー、カジュアルなほうのレストランです。メインのレストランは最上階かな?

長いようで、これで試合日は終わり、明日はもうファイナル・ディナーです。
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