2011年12月9日金曜日

111112-14名古屋、伊勢、福井


立派な大きい山車なので見たので、それを奉納する三国神社へ行くことに。
明治3年完成の神社。


阿吽がお出迎え。


龍の手水場


あとで、出会ったご婦人が語るところによると戦時中も供出しなかった鉄のホラ貝
山清水が出ているようです。


仁王さまではなく、隋身門は先の松ヶ下区の寄進、福井県指定文化財


樹木も深いです


またや、阿吽が。

全体に緑の苔むした感じなのですが、こういう岩なんでしょうか。
緑緑してます。
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111112-14名古屋、伊勢、福井


こちらの戸口にはかわいい フクロウのキルト


うつくしい格子戸、階上の障子戸、「旅館宮太」です。


可愛い赤と白の花、鯛釣り草だっけかな?


そして、古布のパッチワーク、また謎が深まります。


通りの突きあたりまで来たのでそろそろ戻ります。珍しい丸屋根の建物。


ここにも同じようなパッチワーク。

ちょうど店先に出てきた呉服店のおかみさんに伺いました。
この町内はどうしてあのような飾り物があるのですかと。
お答えは、町内のコミニュケーションのためみんなで集まって、いろいろなものを作っているとか。
古ザルと花、布細工の野菜、この格子のキルトは、呉服屋さんならではの切れ布、
古い着物の一部などを持ち寄って作成。
表具屋のおかみさんが、商売モノの切れ端で表具して完成したものだそうです。
思い出の着物地が蘇りますなあ。
段ボールの枠でも表具すると、こんな立派に見えます。

仲良しなご町内のご婦人達に混じりたくなりますね。
室内に置かないで、外に出すところがいいです。
散策する人の目を楽しませてくれる三国湊の街並みでした。
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北陸を代表する祭りの一つ、「三国祭」は6Mもある大きな山車を引き回すそうで、
それを各地区ごとに収納する蔵があります。
これは、松ヶ下区の新しい蔵。


通年見られるようにガラス張りの収納庫、これは加藤清正
非常に高い山車なので、電線を持ち上げる棒もあるそうです。


その地区を歩いていると、個々の家々にこういったモノが飾ってあるのです。
緑のポストもおもしろいけれど、古ザルに一句と草花、なんでしょう?
「金木犀こぼれて井戸の汲み水に」


「根元まで赤き夕日の葉鶏頭」


「踏まれて束ねられても野菊かな」
こちらは障子張りの最中でしょうか。


格子戸にも「秋茄子の枯れそで枯れぬ妻の畑」
なかなか意味深な句です。


こちらは、表床の間な金箔地、お店だったかなぁ。
「萩ばかり大きく揺るる夕べかな」


「泡立草燃えたつや空軽くなる」
こちらのお宅も、なにやら飾り台があります。


「玄関を出るや一筋水引草」ザルは黒く塗ってあります。


石碑によれば、こちらはTYK無線電話の発明にかかわった横山英太郎の生家
あせてしまったけれど夏の陽射しをうけとめたスダレに一輪の花

はてさて、この町はこのようにものを飾る決まりでもあるのかしらと思っていると…
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三国湊町は古い港町で、ここへ来てみたかったのは、新潟市文化財旧小澤家住宅を見学の折
小澤家の古い写真が、この町に残っているとのことを聞いたからです。
北前船の寄港地で、新潟とのつながりがうれしいですね。
街並みもその当時をそのまま残したようで、散策してみます。
道具屋さん。金ぴかの看板はきれいに磨かれてます。


こちらは、残念ながら休館日でしたが、旧森田銀行。


さすが銀行、どっしりとした造りです。


レンガも痛んでますが、きれいに修復されてます。
掃除中だったので、玄関から中を覗きましたが、内部の象嵌細工は見えなかった、残念。


こちらが、旧岸名家。材木商の岸名家の町屋。


箪笥には車がついていて、火急の際には曳いて逃げるとか。


帳場、鉄瓶が欲しいな。


台所、かまど、井戸が残ってます。


座敷には、秋の草花が飾られ、親切な案内ボランティアさんが説明してくれます。
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伊勢道をもどり、福井に向かいました。
さすが列島横断、目一杯高速を走り、琵琶湖のそばを抜け、
福井に着いたのは夕食にちょうどいい時間です。
ホテルに聞いて、カニを食べさせてくれるところへ、その名も「越前鮮魚店」

越前かにはブルーのタグがついてます。ただし石川産。かに味噌たっぷりでした。
味は、それなりに上品。


鱈白子のてんぷらは塩で、鉢はぶりアラの煮付け、どちらも濃厚な味です。


赤バイ貝だったかな、お刺身です。コリコリ感がたまらない。
お酒は「越前岬」、写真はないけれど豆腐の揚げ出し、アサリの浜焼きなど。


食後の散歩は福井城跡、なんとお堀で囲まれた城跡に福井県庁、県警が入っているのです。
堀の周りは、このようにフェンスがあり、きれいな散歩道になってます。
写真では暗いですが、防犯的にも問題なく、一回りしてきました。


御本城橋は、見にくいですが万代橋のような橋。
桜の頃はなかなか良さそうな場所です。
ただ今、9時頃ですが、人がいない…

そのまま駅方面まで、ふらふらと歩いて福井市一巡り、更けてくると夜霧がでて、幻想的です。
明日は、海岸方面、三国湊と東尋坊へ。
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御正宮への階段、この奥に外宮と同じような幕で隠された正殿があります。
団体や親族など、お祓いを受ける方々は、脇から幕の内に入りますが、皆さん正装ですね。
さすが、皇大神宮です。


風日祈宮 (かざひのみのみや)への鳥居


やはり元寇の時に神風を吹かせた神様ということで、日本を守って下さいとお願いしてきました。

境内は、大きな木があるのですが、パワーをもらえると、一生懸命触ったり押したりしてます。
そのため木の表皮はなんだか、痛んでかわいそうな感じ。
遠くから拝むだけでいいでしょうにね。


さて、松阪牛に続いてのグルメは伊勢エビ。
こちら、「蔵deパスタ」のランチ丸ごと伊勢エビパスタ2人前です。


殻を外して…


おっと、身がさみしい~~
ま、味はそこそこですが、こんなもんかなぁ。
ここは、味噌醤油の醸造元の蔵がお店になってました。

伊勢エビを頼んだのは私達くらいのものかな、普通の街のパスタやさんです。
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